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​■プロフィール

名前:ケイト    年齢:27歳

​性別:女      役職:技術部門社員

あなたは犯人ではない。

だがあなたは1つのミスを犯してしまっている。

それは隠し通さなければいけない。

あなたはトレミー技術部門の若手スタッフだ。

MITを卒業した後、宇宙開発の最前線に関わりたいと思い、遥かシンガポールのベンチャー企業に就職した。

あなたはとても優秀であったため、トレミー社内でも天才ともてはやされている。

そうして入社して間もない頃から、太陽帆システムの開発を担当させてもらえることとなった。

ある時、ハリソンCEOから「木星の第4衛星カリストに向かう」と衝撃の通達があった。

まだ有人での到達事例が殆ど存在しない木星圏。

不安はあったが、その大いなる挑戦にあなたは興奮していた。

ノーランCTOは、トレミーの技術力では危険が多いと反対していた。

あなたもその意見には概ね同意できる。

だが木星探査は会社として決定したことだ。

技術員であるあなたは、あとは最善を尽くすだけである。

あなたは技術部門のスタッフと協力し、大急ぎで開発を進めた。

何とか太陽帆を完成させたあなたは、ALMA号に乗船しカリストに向けて地球を発った。

だが、最悪の事態が起こってしまう。

地球を発ってから78日目。

あなたは自身が開発を担当した太陽帆に不具合があると気づいてしまった。

あなたの公算では、カリストに到達して無事に地球に帰還できるかは五分五分と言ったところ。

これではカリストに向かうことはできない。

あなたはすぐに上司であるノーランを起こし、この件について相談した。

話を聞いたノーランは、ハリソンに相談すると話していた。

ハリソンは木星探査に執心していた。

ハリソンが受け入れてくれるか心配だが、ノーランに任せるしかない。

その後、ハリソンの当番中にあなたは呼び出された。

用件はもちろん太陽帆の不具合についてだ。

あなたは正直に、不具合があると報告した。ハリソンからはかなり叱責された。

ハリソンとの話が終わった後、あなたはコールドスリープについた。

あなたは消沈していた。

自身が開発を担当した太陽帆システムの欠陥が原因で、カリストを諦めて地球に帰ることとなるのだ。

もちろん会社としては大損害。

あなたは首を切られても文句を言えない状況だ。

しかし、驚くべきことが起こる。

ハリソンCEOが、自身の当番中に何者かに殺されていたのだ。

そしてハリソンが適切な制御を行えなかったことが原因で、ALMA号が小惑星と接触してしまった。

幸い、航行が出来なくなってしまうほどの事故ではなかったが、このままカリストに向かうことなど到底できない。

あなたは太陽帆の欠陥を伏せたまま、地球に帰還するための口実ができたことを密かに喜んでいた。

​■あなたの目標

・ハリソン殺害の犯人を拘束する

・太陽帆システムの不具合が露見しない

​■あなたのブリッジでの行動

75日目 23:39 IN  当番交代

78日目 18:27      太陽帆の不具合をノーランに報告する

79日目 01:21 OUT 当番交代

82日目 04:11 IN  ハリソンに呼び出され、太陽帆の不具合について報告する

82日目 05:28 OUT

 

​■ゲームプレイのヒント

・ハリソンについて

トレミーのCEOで、どちらかというと営業職のようなイメージ。

宇宙開発については詳しいが、技術屋ではない。

・ノーランについて

あなたの上司で、優秀な技術者だ。

どうもあなたのことを気に入ってくれているように感じる。

太陽帆に不具合があることを知っているので、そのことについては話しておいた方がいいだろう。

・リーについて

あなたの直属の上司に当たる。

これは女の勘だが、彼はメイリンに惚れているように感じる。

また、社内ではハリソンに次いで九天のタイロン氏と仲が良い。

・メイリンについて

資材部の古株の社員で、今回の木星探査における資機材の管理をしている。

資材部には他にも優秀なスタッフがいるので、何故彼女がメンバーに選ばれたのか、あなたは不思議に思っている。

・タイロン、九天について

タイロン氏とは、この航行が始まるまで殆ど会話したことはなかった。

九天はトレミーにかなりの資本を入れているため、あまり逆らうことのできない会社という認識がある。

・太陽帆システムについて

太陽帆はあなたが開発を担当したが、出発前には見抜けなかった不具合があった。

カリストに無事に辿り着くかどうかは五分五分だ。

だがハリソンの死に際して小惑星との接触があり、ノーランはそれが原因で地球に帰ると言っている。

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